(最終更新:2018年6月)
今回は、東京芸大出身のなかがわちひろさんという方が書かれた
”おえかきウォッチング 子どもの絵を10倍たのしむ方法”
という本を紹介したいと思います。
上の絵は、娘が2歳の時に描いたおそらくパパとママの絵(聞く度に、先生だったり友達だったりアンパンマンだったりと違う答えが返って来るので正確には分かりませんが)と、お兄ちゃんが保育園の年長クラスの時に描いた芋掘り遠足の絵です。
どちらも、その年頃の子供がいかにも描きそうな絵だと思いますが、この本を読むと、本のタイトルの通り、こういう子供の絵を見るのが10倍楽しくなります。
奥さんがどこから見つけて来たのかこの本が家に置いてあり、たまたま読んでみたのですが、本当に面白くて2時間ほどで一気に読み終えてしまいました。
是非、私が本を読んだ時の感動を皆さんにも味わって頂きたいと思いますので詳細はここには書きませんが、
ー子供の絵がどういう発達の過程を辿っていくのか(+それがどれほどすごいことなのか)
ー子供が自身の目線で認識した世界を、どうやって絵という表現に落とし込んでいるのか
といったことがとても分かりやすく書かれており、上の絵の例で言うと、「なぜ、顔から手や足が直接生える絵を描くのか」「なぜ、地中に埋まっているはずの芋が見える絵を描くのか」といった点まで分かるようになります。
私自身も子供の絵に対する見方が変わりましたし、タイトルの通り、子供の絵を見るのが本当に10倍楽しくなりました。
赤ちゃんがいらっしゃる方から小学生のお子さんをお持ちの方まで幅広く楽しめる1冊だと思いますので、是非是非、読んでみて下さい。